NFLではより試合をエキサイティングにするためのルール改正が毎年議論されていますが、オンサイドキックは今年も継続する見通しです。
イーグルスが得点後も自陣25ヤード地点から4thダウン15ヤードでプレーを継続できるよう提案を行っていましたが、今年もそのプレーを見られることはなさそうです。
劣勢のチームが連続して得点を奪うための手段であるオンサイドキックは、2019年に63回実施され8回の成功、2020年は67回の試行で3回の成功でした。
この低い成功率を少しでも改善するための案がイーグルスから提示されていましたが、その案の代わりにオンサイドキック時の「セットアップゾーン」に入ることのできるレシーバーを9人にすることが提示されています。
「セットアップゾーン」とはキックオフ地点の(オンサイドキックをレシーブする側の)10ヤードから25ヤードのエリアを指します。
ほとんどのチームはオンサイドキック時にこのセットアップゾーンに10-11人の選手を配置します。
これにより終盤の逆転劇がより多く見られることになるでしょうか。全ての提案は32人のNFLオーナーのうち24人が賛成することで承認されます。